ダブルギター弾きの為のコード知識

さて、ギターパンの本職であるバッキングには避けて通れない問題 コード知識ですがここでは必要最低限のことを出来るだけ簡単に解説してみましょう。ややこしいところはすっ飛ばし、バッキングの楽しみを味わうための一歩を踏み出そう。

例えば、弾いてみたいポピュラー曲を市販のギター伴奏譜(弦楽器の・・笑)を見て楽しんじゃおうと言うのが目標です。

メロディー弾き(テナー)はたくさんいるからね、ギタパン無くてもテナーパンでバッキングやっちゃおう!

前置きが長くなりました 本題へ


音の数え方

分かりやすくドレミでいうと、スタートのドを1度 レを2度、ミを3度 つまりドから1、2、3と数えていくのが基本 そしてこの2音間の距離のことを音程と言います。違う意味で使う人多いですけど・・・
音程は半音と全音で構成されていて、音階が出来ているわけですが、全音x2+半音x1 これを一つのユニットとして、二つつなげたものが1オクターヴの音階になります。

スケール

大きく分けて2つ メジャースケールとマイナースケール
メジャーは第3〜4 、 第7〜8の間が半音になる。
マイナーは第2〜3 、 第5〜6の間が半音になります。
マイナースケールには、その他ハーモニックマイナースケールとメロディックマイナースケールがありますが、ややこしいので割愛します。

音階練習で、調を変えるときはこの方程式に当てはめて弾けばいいわけです。

コードとは

いよいよ、コードです。コードとは三つ以上の音で構成される和音の事、基本になるのはトライアードと呼ばれる3和音で、1度、3度、5度の3音。

メジャーとマイナー

簡単に違いを説明しましょう、要点はただ一つ!和音の真中の音が半音低いのがマイナー!第1〜3度間がきっちり半音4つ分あるのがメジャーと言うことです。

根音(和音のベースになる一番下の音Rootともいいます)から数えて3度の音がポイント。
コードネーム

和音の構成音がどのように成り立っているかを知らせる記号のことです。ルールを知ればコードネームからその構成音が大体分かるようになるので、伴奏が簡単になるわけです。


例えば C これは一番基本のコードでC Major、 (コードネーム記載のときmajorは省略される事がほとんどです)この構成音はC、E、Gですね! それではCm (minor)では・・ これは3度が半音下がるので、C,E♭,Gとなります。

それでは、D これは? D,F,A と行きたいところですが、メジャーコードの3度は半音4つ分必要なのでD,F#,Aが正解 D,F,AではDm(minor)になってしまいます。

如何ですか?簡単ですね。他のコードも書き出して見ましょう!

本日のまとめ
コードの基本は三和音、コードネームで構成音が分かる、マイナーコードは3度の音が半音低い

よろしいでしょうか。

次回は4和音に突入 お楽しみに。