Rudy Smith style Double Guitar pan

ある資料から、標記のスタイルのダブルギターを見つけた。 1988年スウェーデンの製作者であるUlf Kronmanの発表したものだそうだが、音域はD〜Fまで わずか16音と恐らくもっとも音域の狭いモデルだろう。
最低音をDにすることにより各音のスペースを充分確保可能となり響きに余裕があることと、倍音が抑えられ輪郭が少しはっきりするのではないかという二点が想像できる。もちろん構成はオーギュメントだ。Rudy Smithは小編成ジャズスタイルを念頭においていると思われ、コードの響きを重視しているのであろう。このあたりは想像でしかないが、、。
一つのパンに音が8ケしかないのだから、響きはきっと十二分に鳴るだろう!左にDが来るのは従来のトリニダードスタイルを踏襲、操作性も問題なさそうだし興味深々である。