LA パンヤード訪問

新規取引開始のHT社を訪問、チューナーはトリニダーディアンのFrancis Lynch
彼は71歳という高齢ながら現役で活躍
トリニ独立直後に日本へ来日経験あり、パン草創期の話が色々聞けて興味深かった。
積もる話は改めて紹介しましょう・・・・

一通り、楽器の確認及び工房見学を終えて、スタジオに案内される。
こじんまりとした6畳ほどのスペースで、テナー、セコンド、キーボード等が
並んでいた。普段レッスンも行うらしく、打ち込みのバッキングにあわせてテナーを
練習するわけですね。楽譜を見せてもらいましたが、メロディーとギターのコード譜
しかなかったけど・・・

そこで、おまえも弾けるならといきなり演奏開始 社長のセコンド、奥さんのテナー
チューナーFrancisのソロ・セコンド そして事務のオバちゃんのボーカル!!
これまた、うまいんだ!曲はボブマーリーのone love そして yellow bird を
一緒に参加しました。テナーでしたが、バッキング・パートなので何とかなりますた。
ボーカル入りのYellow Bird って、とっても雰囲気が良く気に入ってしまいました。
歌詞カードもらってくれば良かったな。

パンが弾けるというだけで、こんなに簡単に打ち解けて ややこしい仕事の話も
何の問題も無く片付いてしまう・・・ 嬉しい話ですね。
これで、今春からのパンの安定供給が可能になりました、めでたしめでたし。

帰り際、Francisがもっと指先を軽く素早く動かせ!もっと練習しろって・・・
僕はplayerじゃないんだってば、テナー弾きじゃ無いんだってばさあー 
彼は最後まで僕を業者の人間ではなく、一人のパンマンとして扱ってくれたのでした。

また遊びに行くよー