受験に思う

我が家の娘が中学受験をした、いわゆるお受験だ。塾に入った頃は冗談かと思っていたが、我が家の女性達は本気だった。近づくにつれ緊迫したムード漂う状況に無理しなくてもと思うが、子供が行きたがってると聞けば応援するしかない。どうも塾の講師陣に洗脳されている様子が垣間見えるが、本人がやる気なら仕方ない。

しかも強気だ、大丈夫かと思ったら案の定 初日から連敗スタート。いきなり空気がどんよりする、中学受験は発表が早く翌日には結果がわかる、本命の3日目を迎え連敗中のいやな空気が娘を襲う。3日目試験当日、受験者の数があまりに多く本人はびびり帰りには泣きじゃくっていたそうだ。45人募集に400人受けに来た日にゃ無理も無い(公式発表はまだ)

最近は、一つの学校でも3回や4回に分けて試験を行うことが少なくない。始めは人数確保かと思っていたが、どうやら様子が違うらしい。一回あたりの募集を減らすことにより競争率が上がり受験者の合格水準を一定以上のレベルに維持することが出来るらしい。事実2回以降の試験ではトップ校を落ちた連中が参戦してくる、つまり後の方が難しくなる。後の方の出願は前日まで出来るため、ぎりぎりまで倍率が読めない。世の中簡単には行かないものだ。

3校めは当日夜発表があると言うことと、娘が不安で泣いているという訴えから会社帰りに見に行くことになる。さすがに親まで緊張したが、無事合格して事なきを得た。
学校は渋谷の街中、通称渋渋 実は学校見学もしていないが、母親曰くいい学校なんだそうだ。
ある意味修羅場をくぐった娘の今後の成長を願うことにしよう。家計が心配だが、、、。