6 Tenor bass

今回、Marioの来日の際にずっと気になっていたカリビアンマジックの
2種類の6 Bassについて聞いてみた。両方とも丸ごと一本のドラム缶
音域、配列が全く異なるのはなぜか・・・


カリマジはレネゲイズのメンバー中心なので当然楽器もレネゲイズに準じてる。
レネゲイズのベースは、6 Tenor Bass,6 Bass,9 Bass 10 Bass の4種類
本来Tenor Bassは、スカートの長さがドラム缶の1/3 若しくは2/3のサイズ
6 Bassの補強(特に音の立ち上がり)である性格上スカートを短くして反応
を向上させている。


しかしレネゲイズではTenor Bassは音域の高いBassという認識の元に位置する様子
もっとも彼らの感覚では、9 Bass以上がBassと思っている節があります。
時々耳にするHigh Bassというのは、この6 Tenor Bassを指すものだという事が、
分かりました。トリニダードではTenor Bassのスカートが長くなる傾向があり既に
TTIL社では1/3サイズから2/3の長さに変更になっている。
そういえばエクソダスもスカートの長さがドラム缶2/3サイズでした。


日本のように小編成が多い場合や小さい車で運ぶことが多い事情では、以前の浅い
4 Tenor Bassが便利だったんだけどね・・・スカートの長さ1/3はチェロ・ギターと
同じだけれど、それなりにBassラインが作れたもんです、2/3でも大きいくらいなのに


バンドごとに種類が増えつづける状況・・・ そろそろ規格を統一しないのかな?
マリオはうちのバンドに、Tenor bassはいらないから、6Bass を4 Setにしろという
ついでに4celloを2set これでバランスが良くなるそうだ。そんなの分かっちゃいるが
何処で練習するのさー??panyardは既に一杯一杯、夏は空調も効かなくなるほどに
人口密度が上がるというのに・・